2015年6月に買ったモバイルノートパソコンASUS X205TAが動作しなくなった。
いくら充電しようとしても0%のまま。電源が入ってもすぐに落ちてしまう。もう6年たったのでバッテリーが寿命だろう。充電し続けたら5%まで充電でき、少しの間起動できるようになった。

Battery Reportというバッテリーの寿命を確認するユーティリティがWindows標準で存在することが分かり、ここを参考に使ってみた。

これを見るとDESIGN CAPACITY が 38,000 mWhとなっていてFULL CHARGE CAPACITY が 29,085 mWhになっている。まだ容量はありそうだが、この下に表示されている経年変化を見てみると年を追うごとにFULL CHARGE CAPACITYが減っていっている。2021/08/03を最後にまともに起動していない。
以前(2012年12月)に買ったASUS X202Eは3年たらずでキーボードがダメになった。当時4万4千円くらいでタッチ液晶付きという格安PCであったが、このてのPCは使い捨てと考えた方がよいという意見が(価格コムあたりのコメントで)多かった。
このときはなんとかできないかと分解しようとしたが、無理で再起不能となった。
今回のASUS X205TAは33,250円で買ったものだし、後継機?のE210MAなら同じような値段で買えてしかも性能も上がってるだろう。バッテリー交換すればなんとかなりそうだがずいぶん迷った。
検索してみると、Youtubeで分解とバッテリーの取り外し動画を見つけ、バッテリーも6,7千円で売られていたのでトライしてみることにした。

まず、裏の10カ所のネジを外す。長さが2種類あるので、前回のように失敗しないように、全く同じ位置に戻せるよう紙にテープで貼り付けた。

裏蓋を外すのが一番やっかいだった。前回はマイナスドライバーでこじ開けたがキズがついてしまった。動画を参考に薄いプラスチックのようなものを探したが見つからなかったので、厚さの違うピックを3枚使った。一番薄いピックをダメにしたが、なんとか外すことができた。

あとは動画を参考にコネクタやテープを丁寧に外し、L字型のバッテリーを交換した。バッテリーは7,980円で買ったもの。

充電して起動すると、起動に時間がかかることは直らなかったが使えるようになった。9月25日に交換し、12月9日にBattery Reportを取ってみた。

2ヶ月ちょっと毎日使って(16回充電したということかな)FULL CHARGE CAPACITY は 34,215 mWhだった。最初は36.161と表示されていたので減りが早いのかもしれない。あと、EXCELに文字入力するのとネット検索くらいしかしてないのだが、文字入力にすごく待たされることがよくある。いろいろ問題はあるが、ブログのネタにできたということで良しとしよう。
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