耳コピ&多重録音2014年1月 地球はメリーゴーランド
「地球はメリーゴーランド」はガロの1972年2月リリースシングル曲で、私にとっては初めてお小遣いで買ったレコード。パイロット万年筆の「ミュー」のCMにも使われた。
ガロは和製CSN&Yと言われ、ハーモニーが絶品だったが、「学生街の喫茶店」のヒット以来、アイドル路線に行ってしまい、がっかりした覚えがある。私にとってのガロは2枚目のアルバムまでだ。
「Hello, It's Me」のコピーにかなり時間がかかったので、簡単な曲はないかとこの曲を選んだが簡単ではなかった。
ドラムには初めてBFD3を使ったがプリセットのまま。ほしい音色を得るにはエディットが必要みたいで、私のようなめんどくさがりの初級者には気が重い。
ベースは手弾きにこだわったがへたで、あまりにひどいので何カ所か編集した。この曲のベースを弾いていたのは山内テツ。当時、日本人でありながらフリーやフェイセズのメンバーであるということで記憶にあったが、今回ネットで調べてつながった。
アコギは、音程がはっきり聞こえつつ、ピックのアタックが強調された音色の再現に、マイク2本での録音を思いついたが失敗し、そのときの1本での録音を使うということで力尽きた。
ピアノの不協和音があるのもどう解決したらいいか分からず終わりにしてしまった。
オーボエはSample Modeling社のOboe & English HornをAkaiのEWI-USBで吹いている。
なんといってもボーカルは自分で聞いていて気持ち悪い。本当に、絶望的になるが、練習だと思って歌っている。高校のときはこの曲の最高音「ソ」の音がでなくてあきらめたが、今になってやっと出るようになって歌えたのがうれしい。原曲のボーカルは、今はなきトミーこと日高富明。
意外に手間がかかってしまい、ストリングスも適当になってしまった。
ドラムとベースが左に定位しているという極端なパンはこの時代の特徴なんだろうか。ブレッドもそうだった。
MusicTrackにアップした。
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